5〜10人に1人がチック障害になる!症状、原因、治療法、対処法

体、身体、健康

チック障害とは?

チック障害とは、自分の意思とは関係なしに突然、まばたきや咳払い、奇声などが繰り返してしまう障害です。

4〜11歳の子供に発症することが多く、5〜10人1人がチック障害になると言われています。また、男性の方が女性よりかかりやすいと言われています。

動作と音声のチックが複雑に症状に現れ、1年以上続く場合は「トゥレット症候群」と呼び名が変わり、大人になっても症状が残ることもあります。1000人あたりに3〜8人トゥレット症候群と言われています。

チック障害の症状

大きく分けて「音声チック」と「運動チック」に分かれます。さらに「単純」と「複雑」に分かれています。

音声チック

単純音声チェック

  • 咳払い
  • 吠える
  • 鼻をすする
  • 「アッアッ」と意味のない声をだす
  • シューという音を出す
  • 唸り声

複雑音声チック

  • 特定の単語を繰り返す
  • わいせつな単語、人種的な差別に何する言語を繰り返す
  • 自分の発した音や単語を繰り返す
  • 他人の発した音や単語を繰り返す

運動チック

単純運動チック

  • まばたき
  • 首を速く振る
  • 肩をすくめる
  • しかめっ面
  • 口をゆがめる
  • 鼻をヒクヒクさせる
  • 目を細める
  • 白目をむく
  • 目をぐるぐる回す

複雑運動チック

  • 飛んだり跳ねたりする
  • 自分を叩いたりする
  • 他の人の運動を真似る
  • 性的な身振り
  • 人やものに触る
  • 匂いを嗅ぐ
  • 顔の症状を変える

併存症

チック障害の小児は以下が合併している可能性があります。

青年や成人がチック障害の場合

  • うつ病
  • 双極性障害
  • 物質乱用

チック障害の原因

完全には明らかになっていません。

ドーパミン

脳の大脳基底核が関係していると言われています。

  • 大脳基底核
    色々な情報を調整して、体の動きをスムーズで滑らかにする働きをします。

大脳基底核のこれらの働きの時に神経伝達物質のドーパミンが敏感に反応しすぎるのが原因と考えられています。

  • ドーパミン
    中枢神経系に存在する神経伝達物質で、気分、感情、性格、運動、意欲、記憶力に関係していると考えられています。

ストレス

精神的ストレスで悪化すると考えられています。症状の悪化には環境的要因が関与していると考えられています。

チック障害の治療法

一過性のチック障害の場合

チック障害の症状の初期段階は、自然に症状が消えていく場合と、慢性化する場合があります。

本人がチック障害の事を意識し出すと、それがストレスになり悪化する可能性があるので周りの人は出来るだけ無視をする必要があります。

精神療法

認知行動療法

自身の認知のバランスをとりストレスにうまく対応できる精神をつくっていきます。誤った認知を、より良い方向に修正していきます。

薬物療法

チック障害の症状によって薬物も使用されます。もっとも多く処方される薬は「抗精神病薬」です。

抗精神病薬

ドーパミンの働きを抑える効果があり、チック障害の原因の「ドーパミンが敏感に反応する」を抑制してくれます。

眠気や動きが鈍くなるなどの副作用がでる事もあります。

チック障害の対処法

睡眠を整える

早寝、早起きの生活リズムを整えるのは脳にとって大切で、チック障害の改善につながります。

子供がチック障害の場合は、早く寝かしましょう。

運動

体を動かすことによって神経の成長を促してくれます。

歩く、走るなどの手足を交互に使う運動がチック障害の改善につながります。

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