人口の100人に1人が流暢に話せない吃音症になります。

体、身体、健康

吃音(きつおん)症とは?

吃音(きつおん)症とは、流暢に話す事ができない、スムーズに言葉が出ないなどの障害です。

子供のこれは流暢に話せないのが普通ですが、症状が酷くて日常生活に支障が出る場合を言います。吃音症が子供の内に発症する場合は「小児期発症流暢症」、「小児期発症流暢障害」と言います。

人口の100人1人が吃音症と言われており、子供の場合は100人5〜8人に発症すると言われています。大人になっても吃音症が残る可能性があります。

吃音(きつおん)症の症状

大きく分けると3つに分かれます。

連声型(連発、連続型)

連続して言葉を発声するタイプの事を言います。

例えば、「あ、あ、あ、あり、ありがとうございます」

伸発

言葉の最初の音が引き伸ばされるタイプの事を言います。

例えば、「あーーりがとうございます」

無声型(難発、無音型)

最初の言葉は発する事ができるがそのあとが続かないタイプの事を言います。

例えば、「あ、、、、、」

吃音(きつおん)症の原因

吃音は「発達性吃音」と「獲得性吃音」2種類に分類されます。

発達性吃音

90%は発達性吃音に分類されます。

2歳〜5歳に発症し、8%の子供がかかる可能性があります。

  • 体質的(遺伝的)要因
    吃音になりやすい体質が原因
  • 発達的要因
    身体、認知、言語は発達する時期の影響が原因
  • 環境要因
    周りの人との関係や出来事が原因

獲得性吃音

脳の損傷などにより発症します。

また、トラウマになるストレスなどにより生じる可能性もあります。

他の発達障害と併発

発達障害ADHD(注意欠如・多動症)自閉スペクトラム症学習障害などが併存症としてよくみられます。

  • ADHD(注意欠如・多動症)
    集中力が続かないことや、じっとしていられない、考える前に行動してしまうといった症状が特徴の障害です。
  • 自閉スペクトラム症
    他人とのコミュニケーションが苦手で、自分の趣味、関心、やり方に強いこだわりがありそれを優先させるのが特徴です。
  • 学習障害
    知的発達に他の人と遅れはなく、「聞く」「話す」「書く」「読む」「計算する」能力が困難が生じる状態です。

吃音(きつおん)症の治療法

吃音症を軽減させる方法はいくつかありますが、確立された治療法は現在存在しません。

リズム発話(メトロノーム法)

連声型(連発、連続型)無声型(難発、無音型)の症状に有効で、メトロノームの音の「カチッ、カチッ」という音に合わせて言葉を一つずつ発します。

リッカムプログラム

吃音症の人のペースに合わせたプログラムです。

  • 親が相手の話す速さにゆっくり合わせる
  • スラスラ話せたら褒める
  • 言葉に詰まったら叱らず相手の立場になって指摘する

オーストラリアで開発されたプログラムで、日本では効果が期待されています。

自分自身への働きかけ

リハビリテーション施設などで訓練ができます。

また、よく話す事を繰り返し人の前で話して慣らしていく方法があります。人前では吃音の症状が出やすくなるので、頑張りましょう。

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