急性ストレス障害、外傷後ストレス障害(PTSD)の症状と治療法

心、メンタルヘルス

急性ストレス障害、外傷後ストレス障害(PTSD)とは?

命の危険にさらされるような、強烈なショック体験や、精神的なストレスに対する反応で症状が起こる障害です。

ストレスの原因となった状況がフラッシュバックしたり、その状況を避けたりします。このストレスは日常的なものではなく、自分の身の危険が及ぶようなもので、災害、事故、戦争、暴力などが挙げられます。

実際に自分が経験していなくても親友や家族が経験した強いストレスが間接的に影響する場合もあります。

「トラウマ」という言葉がわかりやすいと思いまが、元々は強いストレスの原因がフラッシュバックするときに使われていました。

アメリカの研究では強いトラウマの経験後に、20%の人がかかる可能性があり、トラウマが強ければ強いほどかかる可能性が高いとされています。

症状が出てくるのは、強いストレスを経験した1ヶ月に発症し、発症後1ヶ月以内に改善されます。それ以上続く場合は外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性があります。

症状

症状は5つに別れ、侵入症状陰性な気分解離症状回避症状覚醒症状があります。

侵入症状

強いトラウマとなった状況または感覚がフラッシュバックする。

陰性な気分

今までに感じられていた、幸福感や満足感などのプラスの感情がなくなり、恐怖感や絶望感などのマイナスの感情になる。

解離症状

周囲または自分自身への感覚が異常になる。他者の視点から自分を見ている感覚、現実感や時間の感覚を失ったような感覚になる。

トラウマに関する重要な記憶がなくなる。

回避症状

トラウマに関係する思考や感情、またはトラウマの要因を避けようとする

覚醒症状

寝付けなかったり、すぐに目が覚めるなどの睡眠に支障が出たり、人や物に対するこれまでと違ったいらだち、過度な警戒心、集中力の減少、音に敏感になったりします。

トラウマ体験をして、これらの症状が多数思い当たり、生活に支障が出ていたら治療をオススメします。

治療法

急性ストレス障害の治療は精神療法と薬物療法に別れます。精神療法が一般的とされており、薬物は精神療法と併用とし処方されることが多いです。

急性ストレス障害は改善されることが期待されていますが、外傷後ストレス障害(PTSD)の発症につながることがあるのでより早い段階で治療することをお勧めします。

薬物療法

SSRI」が一般的で「抗不安薬」や「睡眠薬」などもありますが、症状によって処方される薬が違います。

  • SSRI
    抗うつ薬とも使われるのがSSRIで、不安障害の時も使われています。脳内のセロトニンを増やす薬です。セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分を操作したり、安定させたりするのに深く関わっています。しかし効果が出るまでに数週間かかります。
  • 抗不安薬
    不安や恐怖を抑える薬です。効果は即効性があるが一時的です。

精神療法

持続エキスポージャー法」が代表的な精神療法です。

患者と一緒に安全な状況で、あえてトラウマに触れさせて徐々にトラウマからの恐怖に慣れさせる治療法です。

 

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