食中毒の原因、種類、対策を簡単にわかりやすく紹介します。

体、身体、健康

食中毒とは?

食中毒とは、有害な菌やウイルスが付着した食べ物を食べたことによって下痢、嘔吐、熱などの症状が起こる病気です。

6〜9月ごろは気温が暖かく細菌が育ちやすので、食中毒にかかりやすいです。症状は人それぞれで食中毒の原因の食べ物を食べてからの発症の時間や症状の発症期間も人それぞれです。

食中毒の種類

細菌性食中毒

細菌が原因となる食中毒細菌性食中毒と言います。

代表的なのが「O157」で、細菌性食中毒の一種です。食中毒の中では約8割を細菌性食中毒が占めています。

ウイルス性食中毒

ウイルスが付着した食べ物やウイルスに感染している人からウイルスが体内に入ることが原因ウイルス性食中毒になります。

直接人から人に、また食べ物を通して感染するノロウイルスなどが代表的なウイルス性食中毒です。

化学性食中毒

食品に含まれる有害な化学物質が体内に入ることが原因化学性食中毒になります。

有害金属の水銀や鉛、農薬のDDTやメタミドホスなどが有害な化学物質です。

自然毒食中毒

植物や動物がもともと持っている有毒成分が体内に入ることが原因自然毒食中毒になります。

きのこ類のツキヨタケやテングダケ、植物のスイセンやクワズイモ、魚類のフグやアオブダイ、貝類のホタテガイやエゾボラモドキなどが有毒成分を含んでいます。

寄生虫性食中毒

食べ物には色々な寄生虫がいることがあり、その食べ物が体内に入ることが原因寄生虫性食中毒になります。近年では増加傾向にあります。

サケ、サバ、イカなどを生で食べるとアニサキスに感染することがあります。アニサキスによる食中毒は多く、他にはレバーなどの肉類に寄生虫がついている可能性があります。

細菌性食中毒の発症様式

食中毒の根本的な原因は食べ物に含まれる有害物質などが原因ですが、食中毒の発症様式は大きく分けて3つに分かれます。

毒素型食中毒

食中毒になる原因物質がそのまま毒物として作用する場合は、毒素型食中毒と言います。

食品に入っている有害な化学物質が原因で起こる化学性食中毒や植物や動物がもともと持っている毒素成分が原因で起こる自然毒食中毒などが挙げられます。

感染型食中毒

食中毒になる原因が微生物の増加によっての感染の場合は、感染型食中毒と言います。

細菌性食中毒やウイルス性食中毒は食中毒の原因によって毒素型食中毒、感染型食中毒の2種類あります。

中間型食中毒

毒素型食中毒と中間型食中毒の中間に位置し、食中毒の原因物質が体内で毒素を生産するものがありそれを中間型食中毒と言います。

食中毒の症状

サルモネラ菌

火が通っていない卵、肉、魚などが原因で、生卵、生肉、レバ刺しなどです。

食後7時間〜48時間で、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状が出ます。

腸炎ビブリオ

生の魚介類が原因で、刺身、寿司などです。

食後5時間〜24時間で、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状が出ます。

黄色ブドウ球菌

人の皮膚、髪、口の中にいる菌で(傷やニキビに多くいる)、手から食品に汚染し体内に運ばれます。

食後30分〜6時間で、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が出ます。

カンピロバクター

火が通っていない肉、汚染された水、生野菜などが原因で、鶏の刺身、レバ刺しなどです。

食後2日〜7日で、下痢、発熱、腹痛などの症状が出ます。

腸管出血性大腸菌

火が通っていない肉や生野菜などが原因で、レバーなどです。

O157は腸管出血性大腸菌の一種です。

食後12時間〜60時間で下痢、腹痛などの症状が出ます。酷い場合は死に至ります。

ノロウイルス

カキなどの貝類、汚染された水が原因で、冬に多く発生します。

食後1〜2日で、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などの症状が出ます。

食中毒の対処法

水分を取る

嘔吐や下痢などで体から水分が出て脱水症状を防ぎます。冷えた水ではなく常温の水を飲みましょう。

食事をとる

体が衰弱して胃腸が弱っているため、消化が良く栄養価が高いものを食べましょう。しかし、無理をしてはいけないので食べれる時に食べましょう。

薬を飲む

整腸剤、胃腸薬、解熱剤などを症状に合わせて飲みましょう。下痢は体内の異物を出しているので下痢を止める薬を飲むのはやめましょう。

横向きに寝る

小さい子供やお年寄りの場合は、吐いたものが喉に詰まらないように横向きに寝かします。

病院に行く

  • 症状が長引いている
  • 下痢が続き、酷い
  • 尿が出ない、少ない
  • 嘔吐が続き、酷い
  • 耐えれない腹痛
  • 高熱が出る
  • 血便が出る
  • 体がふらつく

などの症状が出たらすぐに病院に行くことをお勧めします。

食中毒の予防法のための3原則

清潔(つけない)

生魚、貝類、生肉などを触った後は手をしっかり洗いましょう。また、包丁やまな板も違う食材を切る前にしっかりと洗いましょう。

冷蔵庫に生肉などを入れるのも注意して、汁が溢れて他の食材を汚染しないように気をつけます。

迅速(増やさない)

食品は新鮮なうちに食べましょう。生物は賞味期限が早いのでなるべく早く食べましょう。

加熱(やっつける)

6〜9月は細菌が育ちやすいので、出来るだけ加熱したものを食べましょう。

冷蔵庫に入れておいた作り置きの食べ物も一旦加熱して食べましょう。

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