恐怖性障害(恐怖症)、恐怖は誰でも感じるもので治療が必要なのは?

心、メンタルヘルス

恐怖性障害(恐怖症)とは?

ある特定のものや状況に強い不安と恐怖を感じて、生活などに支障が出てくる病気です。恐怖症には200種類以上あり、色々な種類があります。

恐怖症の種類 Wikipedia

高所恐怖症などは聞いたことがあると思います。それも一種の恐怖症です。その他には単一の恐怖症、社交不安障害、閉所恐怖症、広場恐怖症などがあります。

恐怖は誰もが抱える感情で、病気との見極めが困難です。その恐怖が日常の生活や身体に影響が出ているのなら治療をお勧めします。自分の恐怖とうまく付き合っていけるのならば、治療の必要はありません。

恐怖性障害(恐怖症)の症状

  • 特定のものや状況への不安や恐怖
  • 毎回同じものや状況に対して不安や恐怖を感じる
  • 「6ヶ月」以上不安や恐怖が続いている
  • 不安や恐怖を感じる時に避けたり、我慢したりして苦痛を感じる
  • 不安や恐怖が人よりも強い
  • 眠れなくなったり、食欲がなくなったりする
  • 不安や恐怖をまぎらわせるためにアルコールやタバコが増えている
  • 不安や恐怖から日常生活や身体に影響が出ている
  • 恐怖の対象が頭から離れない
  • 恐怖の対象にいつ出くわすか不安になる

などの症状が恐怖性障害と考えられています。

恐怖性障害(恐怖症)の治療法

恐怖はみなさん感じると思いますが、どのような時に病気としての治療が必要があるのでしょうか?

「自分自身や周囲の人に対する負担が大きい」「日常生活や仕事に支障が出る」などまで恐怖がひどい場合は治療をお勧めします。

 

精神治療

エクスポージャー療法という治療方法があります。

恐怖や不安の原因のものや状況にさらすことで慣れさせる方法です。「行動療法」と呼ばれる治療法のひとつです。段階的に進められていて恐怖のレベルが低いものから高い順番に慣れさせていきます。

方法は大きく分けて2パターンあり、恐怖対象をイメージで慣れさせるのと、実際のものや状況で慣れさせるのとがあります。

薬物治療

エクスポージャー療法が主流になっており、薬物での効果はあまり有効ではないという声も少なくありません。

抗うつ剤(SSRI)」「抗不安薬」などが処方されます。

  • SSRI
    抗うつ薬とも使われるのがSSRIです。脳内のセロトニンを増やす薬です。セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分を操作したり、安定させたりするのに深く関わっています。しかし効果が出るまでに数週間かかります。
  • 抗不安薬
    不安や恐怖を抑える薬です。効果は即効性があるが一時的です。

VR治療

現在VRでの治療もアメリカなどで進められています。仮想現実で恐怖を感じるものや状況を仮想で作り出し、患者に慣れさせる治療が進められています。

VR (仮想現実)でのうつ病の治療も進められています。

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