解離性昏迷〜ショックで体が動かなくなった!症状、原因、治療

体、身体、健康

解離性昏迷とは?

解離性昏迷とは解離性障害の一種で、精神に大きなショックなどのダメージを受けた時に発症する解離性障害の一種です。

代表的な症状としては、意識があるのに身体が動かなくなることが特徴です。

昏迷の症状は、解離性昏迷だけでなく、統合失調症やうつ病にも現れることがあります。しかし解離性昏迷の場合は昏迷の症状が突然、発症することがあります。

検査を受けても精神的な問題や身体的な問題がありません。

  • 統合失調症
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解離性昏迷の症状

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  • もうろう状態になる
  • 意識があるのに、頭がぼやける
  • 視界がぼやける
  • 部分的、または全身の麻痺
  • 感覚がなくなる(感覚喪失)
  • 音や光などの外部刺激に反応しない
  • チクチクする感覚
  • 話しかけられても反応できない
  • 体に力が入らない
  • 体が動かない(横たわる、座り込む)
  • 意識障害

などがあげられます。

意識はしっかりしているのに体が動かないという症状に陥るため、助けを呼べません。人前で昏迷になれば助けてくれますが、誰もいないところで昏迷になると危険があります。

症状が出ている時間は人それぞれで、数分程度の人もいれば何時間も症状が続くことがあります。

また、季節でも注意が必要で夏の暑い時期や冬の寒い時期などに昏迷が起こると最悪の場合は死に至ります。

解離性昏迷の原因

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解離性昏迷の原因は人によって異なります。

環境要因

家族や周りからの暴力などがその人にとって大きなショックになる場合、解離性昏迷の原因となる場合があります。

ストレス

普通のストレスではなく強いストレスが解離性昏迷の原因になります。また、人によっては小さいストレスが積み重なることで解離性昏迷になる場合もあります。

ショック

大災害や大切な人の死などの強いショックを受けたことが原因で解離性昏迷になると考えられています。

解離性昏迷の治療

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精神療法

精神療法としてはカウンセリングなどがあります。過去に自分に起こったショック体験などが原因なので、その原因とうまく対処できる様にします。

薬物療法

うつ病などが原因で昏迷症状が出ている場合はSSRIなどの抗うつ薬が使用されます。

  • SSRI
    脳内のセロトニンを増やす薬です。セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分を操作したり、安定させたりするのに深く関わっています。しかし効果が出るまでに数週間かかります。

解離性昏迷の対処法

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解離性昏迷になるといつに症状が起きるかわかりません。

症状が起きても身体を動かせなかったり、声を発することができない時もあるので、助けてくれた人がどのように対処していいかわかりません。

それを防ぐためにどのような対処ができるのでしょうか?

説明書を持っておく

解離性昏迷についての説明書を作って携帯しておくことで、症状を知らない人でも対応できる可能性があります。

  • どのような病気なのか
  • 意識はないが耳は聞こえる
  • 症状が出ている時間(数分程度の場合は「救急車は呼ばないでほしい」)
  • 薬が入っている場所
  • 薬を飲ませてほしい
  • 連絡してほしい番号

などの伝えたい情報を紙に書いて携帯しておくことをお勧めします。

実家に戻る

もし一人暮らしをしているのであれば、実家に帰って環境を変えることによって解離性昏迷の症状を減らせる場合もあります。

一人で暮らしから実家暮らしにすることによって「安心感」が出て、心にも少し余裕が生まれます。

環境を変えたことで、ちょっとしたショックでは症状が出にくくなった人もいます。

周りに人にできること

まずは解離性昏迷についての理解してあげるのが重要です。

もし、昏迷が起こっている人を見かけたら、安全な場所に運んでください。夏の暑い時期や冬の寒い時期などは快適な場所に運んでください。

昏迷の症状が出ているときは、すごく不安になっているので昏迷の症状の後にしっかりとフォローしてあげてください。

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