どうしても思い出せない?記憶が抜け落ちる?解離性健忘の可能性!

心、メンタルヘルス

解離性健忘とは?

解離性健忘とは、解離性障害の一種で記憶が喪失してしまう障害で、記憶がすっぽり抜け落ちます。記憶の抜け落ち方は数種類あります。普段の物忘れとは違います。

男性よりも女性の方がなりやすく、約1.8%の人に解離性健忘の症状が出ると言われています。

  • 解離
    自分の考え、感覚、記憶が自分のものではないと感じる状態です。
    普段の日常で解離状態になることもあり、何かに集中していて他のことを忘れるなどがあります。例えば、電車で本などを読んでいて乗り過ごしてしまうなどが挙げられます。
自分の記憶、感情、行動などが自分のものでは無い?解離性障害の症状
解離障害とは、自分の身体が自分のものでないような感覚に陥ります。自分の記憶、感情、行動、意識などに異常が見られます。解離性同一障害,解離性健忘,解離性遁走,解離性昏迷,離人症性障害,解離性運動障害,トランス,解離性転換障害,ガンザー症候群,憑依障害などが解離性障害の症状です。

解離性健忘の原因

ストレス

過度な精神的ストレスが原因で解離性健忘になります。人によってストレスの感じ方は違いますが、日常生活、職場などでストレス環境にいる人は注意です。

心的外傷

心的外傷、トラウマになる経験をすることが原因と考えられています。例えば、レイプ、虐待、災害、戦争などの経験があげられます。

解離性健忘の症状

記憶の失い方によって様々な種類に分けられます。

限局性健忘

解離性健忘の中で最も一般的な症状です。特定の期間の記憶がすっぽりと抜け落ちます。心的外傷と関わりがあると考えられており、レイプや虐待された期間の記憶を忘れることがあります。

系統的健忘

特定のカテゴリーの記憶を忘れます。家族や友達などの人物の記憶など。

全般性健忘

自分の生活史(自分の生きてきた歴史)の記憶を忘れます。今までに習得した技能を忘れたりします。また、酷い時は自分が誰かを忘れたりします。

選択的健忘

特定の期間の記憶を一部だけ忘れます。全て思い出せる訳ではなく一部だけを思い出せます。

持続性健忘

新しい出来事を忘れてしまいます。次々と新しい出来事が起こっていき、普通なら覚えていますが持続性健忘の場合は覚えることができません。

解離性健忘の治療

精神療法

短時間の記憶や重要な記憶出ない場合は症状を緩和する支持的療法が使われます。

忘れた記憶を取り戻す手伝いをしたり、元となる過度なストレスや心的外傷を緩和したりします。

薬物療法

中枢神経抑制作用を持つバルビツール酸の静脈注射や、ベンゾジアゼピン系薬剤を投与して患者を半睡眠状態にして質問をして記憶を回復させます。

  • バルビツール酸
    麻酔や抗てんかん薬などとして使用されます。依存の作用があるので使用時は注意が必要です。
  • ベンゾジアゼピン系薬剤
    不安、不眠、痙攣などの治療に使用されます。一般的には経口投与されます。依存の作用があるので使用時は注意が必要です。長期的に使用を続けると認知症やうつ病を引き起こしやすくなります。

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