教師の現状が過酷!?うつ病にかかる人が増加している!

育児、教育

文科省の平成29年度公立学校教職員の人事行政状況調査についてによると、精神疾患による教員の病気休職者の数は約5,000ということで、前年度よりも100人以上増えています。

なぜ教師にうつ病が多いのか?

厚生労働省の調査で現役教師で80%が業務からのストレスや悩みを抱きながら仕事をしていると言う結果が報告されています。

新人教師のプレッシャー

大学の時などに教育実習で教師を少し経験するが、配属の学校が決まれば、新人教師は一年目からすぐに教育現場に立ちます。

責任感や生徒の教育などを、任されます。いきなり任されるので、今までにない環境のためストレスを感じてしまうことが多いです。

労働時間の長さ

勤務時間は日に日に増加しており、現在では11時間以上学校にいます。小学校、中学校、高校と勤務時間にあまり変わりはありません。

さらに中学校と高校の教師は部活などにより毎週土日も出勤する人が50%以上もいます。

教師の悩み

作業時間が足りない

1番の悩みは教材の準備に使う時間が多いことです。作成しないといけない資料が多く、その事から時間が足りなくストレスになる教師がいるのが現状です。学生時代、毎日のようにプリントが配られていたと思います。それを想像すると苦労がわかるのではないでしょうか。

これだけ長時間働いているのに、まだ時間が足りない現状があります。

保護者とのこと

モンスターペアレントやPTA等への対応が悩みになったりする場合があります。

今、職場でもパワハラ、セクハラなど敏感になっている現状なので、教師が生徒への接し方なども慎重にしないといけません。

職場の人間関係

教師は年功序列が発生しやすい職場と言えます。

ストレスを抱えている教師が多い現状なので、自分より立場の低い教師にストレス発散で八つ当たりしてしまう教師もいてます。

生徒のいじめ問題

文部科学省は「いじめ」に関するデータを発表しました。
2017年度の調査で小学校、中学校、高校、特別支援学校でいじめの認知件数は前年度より9万件増加しており41万件で過去最高の件数になりました。

自分の受け持っているクラスでいじめが起きる可能性は高いと思います。

いじめの対処は難しいので、責任感の強い教師や優しい教師はストレスを感じてしまいます。

学級崩壊

学級崩壊とは、学級が集団教育の機能を果たせなくなってしまう状態です。

新人教師や年配の教師に多い悩みでもあります。

自分の家族との時間を作れない

休みのない教師は家族との時間を作ることが難しく、担当の部活などを持っている教師の中には1年で10日ぐらいしか休みのない教師などもいてます。

残業代が出ない

残業の管理などがあまりされていない学校も多く、給特法により満足な残業代をもらえない教師が多いのも現状です。

給特法とは

1971年に「公立学校教育職員の給与等に関する特別措置法」と言うのが設立されました。その略が給特法です。 教員の働き方の特殊性を考慮し、残業代を出さない代わりに給料月額の4を「教職調整額」として出すことが決められています。

うつ病の症状

うつ病とは、精神的なストレスなどの理由から脳の機能障害が起きている状態です。
うつ病は、さまざまな要因から発生する可能性があります。遺伝的にうつ病になりやすい人本人の性格などにより発症の可能性が高まるとも言われています。そして環境要因、家庭環境や会社、学校などの環境の影響で発症する場合があります。男性より女性のほうがうつ病になりやすいとも言われています。
うつ病は大きく分けて2種類あります。うつ病(大うつ病性障害)双極性障害です。

うつ病(大うつ病性障害)

抑うつ気分、疲れやすい、不眠など。
生活の中で引き起こるストレスなどで起こります。現在このタイプの人が増えてきています。

双極性障害

上のタイプのうつ病(大うつ病性障害)の状態となんでも出来ると思う躁の状態が波のように現れるのが特徴です。
以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。

うつ病の症状

大きく分けて精神と身体に症状が出ます。

精神の症状

  • 落ち込む
  • 何をしても楽しくない
  • 興味が出ない
  • 虚しい
  • ついつい悪い方ばかり考えてしまう
  • イライラ感がする

身体の症状

  • 眠れない
  • 疲労感がある
  • 食欲が出ない
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 喉が乾く
  • 便秘、下痢
  • 体の痛み

これらの症状がみられるとうつ病を患っている可能性があります。

休暇を取ったり、病院にいくことによる治療が必要なのですが、休みの取れない教師はより症状を悪化させる可能性があります

今後の改善

現在、勤務時間、休暇、給与に関しての様々な案は上がっています。しかし、授業日数を増やしている学校や、教員の人手不足などから、問題解決はまだ先になるかもしれません。

職場が変わらなければ自分たちの意識を変えると言うことしかまずはできませんが、ストレスを溜め込まないような心がけをしていって下さい。

休暇をとり病院にいってしっかりとした対処をしてもらうのも良いと思います。

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