2〜10%の確率で行為障害(素行障害、素行症)の可能性があります。

人生、生活

素行障害とは?

素行障害は「行為障害」または「素行症」とも呼ばれています。

他者の基本的な権利を侵害する行動など、社会で決められたルールを守らない反抗した行動を繰り返し続けてしまう病気です。これらの行動パターンはよく反社会的行動と呼ばれています。

素行障害は2〜10%でかかる可能性があり、小児から青年期にかけて素行障害に確率は上昇していき、男性の方が女性よりみられます。

素行障害の症状

反社会的や攻撃的、反抗的な行動が6ヶ月以上継続するのが特徴です。特徴は4つのグループに分けられます。酒やタバコを若い時から始める傾向があります。

人や動物に対する攻撃的な特徴

  • いじめをする
  • 脅迫する
  • 威嚇する
  • 取っ組み合いの喧嘩をする
  • 凶器を使って相手に身体的危害を与える
  • 性行為を強いる
  • 残酷

物を破壊する特徴

  • 故意に他人の所有物を壊す
  • 故意に放火する

嘘をついたり、物を盗んだりする特徴

  • 無断で他人の家に侵入する
  • 無断で他人の車に侵入する
  • 嘘をついて責任を逃れる
  • 万引きをする

重大なルール違反

  • 家の門限を無視して外出する
  • 学校や職場のルールを違反する
  • 一晩中、または長期にわたって家に帰らない事がある

素行障害が発症しやすい性格

  • 怒りやすい
  • 人を信用しない(疑い深い)
  • 罪悪感をあまり感じない
  • ネガティブ
  • スリルを感じることが好き
  • 後先考えずに行動する

素行障害の原因

環境要因

親からの虐待、厳しいしつけなどを受けた経験や、親や友達からの拒絶などの経験が原因と考えられています。

遺伝子要因

自分の親が素行障害だった場合、子供にも素行障害が現れる可能性があります。

また、重度の精神障害(うつ病、総合失調症など)に親がかかっている場合も素行障害が現れる可能性があります。

素行障害の治療法

素行障害の治療は「精神療法」が主流になっています。薬物治療は素行障害に対する効果的な効果を発揮する薬物はまだ開発されていません。患者が攻撃的な場合の薬物治療は「抗精神病薬が投与されることがあります。

  • 抗精神病薬
    ドーパミンとセロトニンを抑制する事で、過度なドーパミン遮断を和らげる効果があります。衝動性のコントロールや情動安定の目的で使用されます。

精神療法

ペアレントトレーニング」が推奨されており、保護者が子供と良い関係性を築き上げる為の保護者用のトレーニングです。

  • ペアレントトレーニング
    親が子供の反抗的な行動を、理解から始め子供の認知を正していく事を目指すトレーニングです。

親が子供に虐待などをしている場合は、子供を親から引き離すことが大切になってきます。

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