バーチャルリアリティ(VR)でうつ病を治すことはできるのか?

VR体、身体、健康

VRについて

VRとは?

VR(バーチャルリアリティ)とは仮想現実のことです。作られた仮想的な世界を、現実のように体感できる技術です。

VRセラピーとは?

VRセラピーとは、VRを使用した治療のことを言います。臨床医療分野でも新たな治療法として注目されています。

VRセラピーとうつ病の関係

うつ病の治療にVRが使われた研究があります。

VRとうつ病の実験

VRとうつ病の実験

実験内容

うつ病患者15人を仮想現実に参加して頂きました。

仮想現実の内容は、自分自身のアバターを作成して、パニックになっている子供を慰めて落ち着かせます。

その後、その子供の視点から自分がした行為を観察します。

だいたい8分間の仮想現実で週に1度、3週間行いました。

実験結果

15人中9人のうつ病が和らいだという結果が出ました。

なぜ、このような結果が出たのか?

うつ病の人は自分の行った行動に対して攻める傾向があります。

今回の実験では、自分で行った行動を相手視点で観察することによって、自分自身の行為を肯定的に捉えることができ、間接的に自身を癒すことができます。

VRセラピーの効果は?

この研究で分かったようにメンタルに効果があることがわかりました。

上記の研究のようにVRを使用した研究はされており、まだまた可能性がある分野です。

環境の良し悪しは精神と深い関わりがあり、環境の設定を自由にできるVR(仮想現実)は精神をケアする可能性があるというわけです。

また、繰り返しその状況を体験できるので、反省や改善がしやすいのもメリットです。

VRセラピーと他の精神疾患の関係

VRセラピーと他の精神疾患の関係

暴露療法でVRを使っているところもあります。

  • 暴露療法
    自分が恐怖している状況や対象に繰り返し向かわせます。繰り返し向かわせることにより恐怖心を和らげていきます。恐怖のレベルは低いものから始めます。

VRセラピーはうつ病の他にこれらの精神疾患の治療に使用される場合もあります。

  • PTSD
  • 不安障害
  • 恐怖症
  • 悪夢障害、など
急性ストレス障害、外傷後ストレス障害(PTSD)の症状と治療法
急性ストレス障害と外傷後ストレス障害(PTSD)の症状と対処法を紹介します。強いトラウマの経験後に、20%の人がかかる可能性があると言われています。
不安障害(不安症)とは?過度な不安を感じる方は要注意です!
不安障害(不安症)にかかる割合は9.2%となっており10人に約1人かかる可能性があります。不安障害も色々な種類があり、知らないうちにどれかにかかっている事もあります。症状や治療法を紹介します。

VR治療の可能性

重度のうつ病やその他の制限を持つ精神疾患患者にとっては、外に出るトレーニングは最初のステップにしては大きすぎます。

その場合、VR(仮想現実)は外に出なくても環境を設定をできるのでVRセラピーは適した治療になっていくと考えられています。

しかし、まだまだVRセラピーは向上させないといけない部分もあり、現実に近いグラフィックが要求されます。

VRセラピーが普及すれば、その人にあった環境を提供できるでき、高品質で低コスト治療ができるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました